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色仕掛けで暗証番号、現金…恐怖の大阪“窃盗ラウンジ
色仕掛けで暗証番号、現金…恐怖の大阪“窃盗ラウンジ”
2011.12.18 07:00 産経ニュースwest
悪質な客引きで店に連れ込むラウンジが並んでいたとされる大阪・ミナミの繁華街=大阪市中央区
大阪・ミナミの繁華街。ほろ酔いで次の店を探す中年男性に、女が声をかける。「お兄さん、韓国ラウンジどう?」。女らは男性を飲食店に誘い込むと、大量の酒を飲ませて泥酔状態にさせ、さまざまな方法でキャッシュカードの暗証番号を入手、現金を引き出していた。大阪府警南署では昨年から同様の被害が急増していることを把握し、取り締まりの特別チームを結成。摘発に乗り出し、悪質なラウンジの経営者らを逮捕した。容疑者らの供述から、浮かび上がった巧妙な手口とは…。(大森貴弘)
■暗躍する“引っ張り屋
府警南署に逮捕されたのは、大阪市中央区宗右衛門町のラウンジ「つばめ」経営、張禮先(ちょうれいせん)被告(50)=同区日本橋、窃盗罪で起訴済み=ら、いずれも韓国籍で45~67歳の女5人。警察による取り調べの段階では、張被告は容疑を認めていたが、ほかの4人は否認したり黙秘したりしていたという。
5人の逮捕容疑は7月5日、「つばめ」の店内で大阪市住之江区の男性(51)の財布からキャッシュカードを抜き取り、近くのコンビニのATM(現金自動預払機)から現金34万円を勝手に引き出して盗んだほか、8月17日深夜から18日未明にかけ、同店内で客の男性(80)=堺市=のカバンから現金約230万円を盗んだとしている。
張被告は6月ごろに「つばめ」をオープンし、直後から客引きを使って男性客を連れ込み始めた。客引きにあたる女は通称・引っ張り屋と呼ばれ、その道の“プロ”。50~70代の裕福そうな男性をターゲットに、「お兄さん寄ってよ」などと声をかけ、なれなれしいまでに体を密着させて半ば強引に店に連れ込んでいた。
店内に入った男性客を待ち受けていたのは、女らの歓声と、韓国焼酎などの強い酒だった。引っ張り屋は店内ではホステスとして接客を担当。捜査関係者によると、ホステスらは客の服装や容姿などをひたすらほめるほか、中には男性客の下半身を触る性的なサービスまで行うなど、なりふり構わぬ“接待攻勢”を展開したという。
その目的は一つ。男性客を前後不覚になるまで酔わせることだった。
「お兄さんすごい!」
ホステスらに勧められるがまま、男性客らは韓国焼酎などの強い酒を次々と飲み干した。捜査関係者は「中高年男性にとって、話しかけてくれ、いろいろ褒めちぎられることがうれしかったのだろう」と推測する。
■盗んだ金は山分け
犯行に取りかかるのは、ある程度男性客に酔いが回ってから。
「今日の飲み代はある?」
頃合いをみて、ホステスが切り出し、さらに「もっと店にいてほしいからお金をおろしに行こう」とたたみかける。
ホステス数人が男性客に付き添って店外のコンビニへ行き、ホステスらは男性がキャッシュカードの暗証番号を入力する様子を近くで盗み見る。これが暗証番号を入手する手口の一つだ。
「酔って歩けないだろうから、代わりにおろしてきてあげる」
言葉巧みに持ちかけ、暗証番号を聞き出していたケースもあった。ホステスらはその後さらに酒を飲ませ、客が眠り込んだり泥酔状態になったりしたすきに、財布からキャッシュカードを抜き取り、手に入れた暗証番号を使って現金を引き出していたという。
また、客との会話の中で大金を持っていることがわかれば、張被告らの合図で“連係プレー”が始まることもあった。
「何か歌ってー」
別のホステスがカラオケのマイクを持ち出して気をそらす。酔っている男性客らは気持ちよく歌い出し、無防備になったすきにカバンや財布から現金を盗み出す。客の気をそらす役、実際に盗む役、盗んだ金を保管する役など、ホステスの間で役割分担して犯行を行い、盗んだ金は関わったメンバーで山分けしていたという。
さらに張被告らは、クレジットカードで飲食代を支払う客に対し、水増し請求もしていた。支払いの際に提示するカード伝票の上に、実際の支払額よりも安い額を書いた紙片を貼り付け、水増しに気づかれないようにしてサインさせていた。
こうした手口で、十数万円を水増し請求したケースもあったとみられる。すぐに見破られそうに思える手口だが、泥酔した客はたやすく引っかかったという。
■相次ぐ被害から摘発へ
客に対して“やりたい放題”を繰り返していた張被告ら。府警南署にはこうした被害の届けや相談が昨年以降、相次いで寄せられるようになった。被害届と相談を合わせて、今年6月までに58件。被害総額は1800万円に上った。特に、昨年1年間の被害額890万円に対し、今年は6月までの上半期で900万円に達し、年間では約2倍ペースで被害が拡大していた。
府警南署は今年夏、各課から捜査員を集め、16人態勢の摘発チームを発足させて取り締まりに乗り出した。ところが捜査は困難を極めた。被害者は泥酔状態にさせられているため、犯行時の話が要領を得なかったのだ。さらに、張被告らは犯行の発覚を防ぐための“後始末”をしており、それも被害の全容解明を難しくさせた。
張被告らは、ビジネスホテルやラブホテルなどを用意し、泥酔させた男性客をタクシーに乗せて運び込み、寝かせる“後始末”までしていた。単にベッドの上に寝かしつけて放置するだけでなく、下着姿になって添い寝することもあったという。男性客は翌朝、隣に寝ている女に驚き、被害届や相談どころではなくなってしまうのだ。
府警南署では、実際に寄せられた相談は氷山の一角とみており、被害申告をためらっているケースも相当あるとみられる。捜査関係者は「相談の中にも、『家族には内密に』と心配する被害者が多くいたほか、『これ以上の被害がないように』と、自分は被害届を出さずに匿名で犯行の様子を語ってくれた人もいた」と話す。
捜査員らは、酔いが浅く比較的記憶が残っている被害者から犯行の一部始終を聞き取ったほか、「つばめの店内では客の金を盗んでいる」との匿名通報や、ホステスがATMから現金を引き出す様子が写った防犯カメラなどをもとに今回の店を特定。張被告らを行動確認したうえで、摘発にこぎ着けた。
逮捕後、張被告は平成22年夏ごろから勤務していた別の韓国ラウンジでこうした手口を覚えたと供述したとされる。大阪・ミナミの繁華街には、客引きで悪質な店に引きずり込まれるケースがあることで知られ、“盗賊通り”と呼ばれるスポットもあるという。
今回の摘発で被害は激減したものの、府警南署は、同様の手口で客の現金を巻き上げたり盗んだりしていた店は複数あったとみて、警戒を強めている。
2011.12.18 07:00 産経ニュースwest
悪質な客引きで店に連れ込むラウンジが並んでいたとされる大阪・ミナミの繁華街=大阪市中央区
大阪・ミナミの繁華街。ほろ酔いで次の店を探す中年男性に、女が声をかける。「お兄さん、韓国ラウンジどう?」。女らは男性を飲食店に誘い込むと、大量の酒を飲ませて泥酔状態にさせ、さまざまな方法でキャッシュカードの暗証番号を入手、現金を引き出していた。大阪府警南署では昨年から同様の被害が急増していることを把握し、取り締まりの特別チームを結成。摘発に乗り出し、悪質なラウンジの経営者らを逮捕した。容疑者らの供述から、浮かび上がった巧妙な手口とは…。(大森貴弘)
■暗躍する“引っ張り屋
府警南署に逮捕されたのは、大阪市中央区宗右衛門町のラウンジ「つばめ」経営、張禮先(ちょうれいせん)被告(50)=同区日本橋、窃盗罪で起訴済み=ら、いずれも韓国籍で45~67歳の女5人。警察による取り調べの段階では、張被告は容疑を認めていたが、ほかの4人は否認したり黙秘したりしていたという。
5人の逮捕容疑は7月5日、「つばめ」の店内で大阪市住之江区の男性(51)の財布からキャッシュカードを抜き取り、近くのコンビニのATM(現金自動預払機)から現金34万円を勝手に引き出して盗んだほか、8月17日深夜から18日未明にかけ、同店内で客の男性(80)=堺市=のカバンから現金約230万円を盗んだとしている。
張被告は6月ごろに「つばめ」をオープンし、直後から客引きを使って男性客を連れ込み始めた。客引きにあたる女は通称・引っ張り屋と呼ばれ、その道の“プロ”。50~70代の裕福そうな男性をターゲットに、「お兄さん寄ってよ」などと声をかけ、なれなれしいまでに体を密着させて半ば強引に店に連れ込んでいた。
店内に入った男性客を待ち受けていたのは、女らの歓声と、韓国焼酎などの強い酒だった。引っ張り屋は店内ではホステスとして接客を担当。捜査関係者によると、ホステスらは客の服装や容姿などをひたすらほめるほか、中には男性客の下半身を触る性的なサービスまで行うなど、なりふり構わぬ“接待攻勢”を展開したという。
その目的は一つ。男性客を前後不覚になるまで酔わせることだった。
「お兄さんすごい!」
ホステスらに勧められるがまま、男性客らは韓国焼酎などの強い酒を次々と飲み干した。捜査関係者は「中高年男性にとって、話しかけてくれ、いろいろ褒めちぎられることがうれしかったのだろう」と推測する。
■盗んだ金は山分け
犯行に取りかかるのは、ある程度男性客に酔いが回ってから。
「今日の飲み代はある?」
頃合いをみて、ホステスが切り出し、さらに「もっと店にいてほしいからお金をおろしに行こう」とたたみかける。
ホステス数人が男性客に付き添って店外のコンビニへ行き、ホステスらは男性がキャッシュカードの暗証番号を入力する様子を近くで盗み見る。これが暗証番号を入手する手口の一つだ。
「酔って歩けないだろうから、代わりにおろしてきてあげる」
言葉巧みに持ちかけ、暗証番号を聞き出していたケースもあった。ホステスらはその後さらに酒を飲ませ、客が眠り込んだり泥酔状態になったりしたすきに、財布からキャッシュカードを抜き取り、手に入れた暗証番号を使って現金を引き出していたという。
また、客との会話の中で大金を持っていることがわかれば、張被告らの合図で“連係プレー”が始まることもあった。
「何か歌ってー」
別のホステスがカラオケのマイクを持ち出して気をそらす。酔っている男性客らは気持ちよく歌い出し、無防備になったすきにカバンや財布から現金を盗み出す。客の気をそらす役、実際に盗む役、盗んだ金を保管する役など、ホステスの間で役割分担して犯行を行い、盗んだ金は関わったメンバーで山分けしていたという。
さらに張被告らは、クレジットカードで飲食代を支払う客に対し、水増し請求もしていた。支払いの際に提示するカード伝票の上に、実際の支払額よりも安い額を書いた紙片を貼り付け、水増しに気づかれないようにしてサインさせていた。
こうした手口で、十数万円を水増し請求したケースもあったとみられる。すぐに見破られそうに思える手口だが、泥酔した客はたやすく引っかかったという。
■相次ぐ被害から摘発へ
客に対して“やりたい放題”を繰り返していた張被告ら。府警南署にはこうした被害の届けや相談が昨年以降、相次いで寄せられるようになった。被害届と相談を合わせて、今年6月までに58件。被害総額は1800万円に上った。特に、昨年1年間の被害額890万円に対し、今年は6月までの上半期で900万円に達し、年間では約2倍ペースで被害が拡大していた。
府警南署は今年夏、各課から捜査員を集め、16人態勢の摘発チームを発足させて取り締まりに乗り出した。ところが捜査は困難を極めた。被害者は泥酔状態にさせられているため、犯行時の話が要領を得なかったのだ。さらに、張被告らは犯行の発覚を防ぐための“後始末”をしており、それも被害の全容解明を難しくさせた。
張被告らは、ビジネスホテルやラブホテルなどを用意し、泥酔させた男性客をタクシーに乗せて運び込み、寝かせる“後始末”までしていた。単にベッドの上に寝かしつけて放置するだけでなく、下着姿になって添い寝することもあったという。男性客は翌朝、隣に寝ている女に驚き、被害届や相談どころではなくなってしまうのだ。
府警南署では、実際に寄せられた相談は氷山の一角とみており、被害申告をためらっているケースも相当あるとみられる。捜査関係者は「相談の中にも、『家族には内密に』と心配する被害者が多くいたほか、『これ以上の被害がないように』と、自分は被害届を出さずに匿名で犯行の様子を語ってくれた人もいた」と話す。
捜査員らは、酔いが浅く比較的記憶が残っている被害者から犯行の一部始終を聞き取ったほか、「つばめの店内では客の金を盗んでいる」との匿名通報や、ホステスがATMから現金を引き出す様子が写った防犯カメラなどをもとに今回の店を特定。張被告らを行動確認したうえで、摘発にこぎ着けた。
逮捕後、張被告は平成22年夏ごろから勤務していた別の韓国ラウンジでこうした手口を覚えたと供述したとされる。大阪・ミナミの繁華街には、客引きで悪質な店に引きずり込まれるケースがあることで知られ、“盗賊通り”と呼ばれるスポットもあるという。
今回の摘発で被害は激減したものの、府警南署は、同様の手口で客の現金を巻き上げたり盗んだりしていた店は複数あったとみて、警戒を強めている。
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